こんにちは。
なかCです。
先日、2月12日にヨコハマ・フットボール映画祭に行ってきました。
そこで観た『ジョホールバル1997 20年目の真実』という映画が素晴らしかったので紹介したいと思います。
どんな映画なのか
ジョホールバル1997 20年目の真実
上映時間:約120分
監督:植田朝日
出演:岡田武史、井原正巳、岡野雅行、名波浩、呂比須ワグナー、山口素弘
あらすじ:
日本の歴史を変えた「ジョホールバルの歓喜」から20年。
その中心にいた選手や監督による、今だから明かせる秘話、そして、日本代表ヘの想い。。。。
そもそも、あの異常とも言える熱狂は何だったのか⁇ ワールドカップ出場が当たり前になった今だからこそ、産みの苦しみを再確認するドキュメンタリー。引用:http://www.corazon.world/2018/01/30/20180130johorbahru1997/
なんと言ってもまず、出演者が凄まじい。
岡田監督に当時のキャプテン井原正巳、そして97年当時の主要メンバーたち・・・
この名前の並びを見るだけで豪華さに圧倒されます。
この作品の監督は植田朝日氏。
日本代表のゴール裏を取りまとめる「ウルトラス・ニッポン」の立ち上げ当時の中核メンバーの1人です。
日本サッカー界に深く関わる植田氏だからこそ、深掘り出来る内容になっています。
映画は
「植田氏がジョホールバルのスタジアムに向かう旅」
と、
「当時の選手へのインタビュー」
が交互に繰り返される形で進んでいきます。
見どころ
野人岡野
見どころはやはり選手へのインタビュー。
先陣を切ったのは野人・岡野。
岡野のインタビューの感想はですね、
岡野おもしれーーー!!!
です(笑)
いやはや流石は野人。自由か。
インタビューは笑いなしでは見られない必見モノ。
今までに知られたエピソードがメインではありましたが、やはり岡野本人の口から語られると面白いですね。
天才名波
そして次に注目したいのが当時の日本代表で10番を背負った天才レフティ名波浩。
僕はジュビロ磐田というJリーグのチームが好きなんですが、今現在そこで監督を務めているのがこの名波という男。
もうね、我らが大将。ボス。ゴッドファーザー。
完全に畏敬の対象なのです。
そんなゴッド名波へのインタビュー。
名波「日本代表の10番めっちゃ嫌だったわ~」
ぶっちゃけおったな!!!
ドヤ顔で10番背負ってるのかと思いきや、嫌々背負っていたとは…(笑)
放送できるのかギリギリのトークも飛び出るなど、流石は我らが大将名波って感じでした。
首領岡田
そして最注目は岡田監督。
今まで語られなかったジョホールバルのVゴールの後のやりとりが明かされます。
いや、今回これが一番びっくりしたんですけどね。
あの試合を裁いていた審判が、
Vゴール方式を分かってなかった
ってインパクトやばすぎません???
そしてそれに乗っかって、相手のイランの監督が、
試合を再開するように迫ってきた
とか流石にもうカオスすぎるwww
あまりにもぶっとんだ内容で笑ってしまいました。
20年前とは言え、流石に審判の質どうなってんだ・・・(笑)
見終えて感じたことまとめ
- 内容は今まで世に出たものが多い
- 本人たちの口からフランクに語られるので面白い
- 名波や岡田監督からの新証言あり
- 植田監督のジョホールバルへの旅はおまけ
- 野人岡野は野人
全体を通して笑いあり、感動ありでとても充実した作品でした。
ジュビロファンとして、名波さんに一生ついていこうと思いました(笑)
これ、BSとかでドキュメンタリーとして放送されないかなぁ。
全てのサッカーファンにおすすめ出来る作品です。
もしどこかで見る機会があれば、ぜひとも!